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男性の家事・育児が日本の少子化を救う

先日、内閣府主催の「子育て支援連携事業」全国会議なるイベントに参加して来ました。

平成29年度 自治体・企業・NPOによる「子育て支援連携事業」全国会議開催案内


男性が休日に家事・育児をする/しないで二人目が生まれるかが決まる?

そんな中、「男性の暮らし方、意識が変われば日本も変わる」というチラシの中に、「男性の家事・育児が日本の少子化を救う」というタイトルで、「第2子以降の出生状況」と「休日の男性の家事・育児時間」について相関を分析したグラフがありました。

これによると、休日の男性の家事・育児時間がゼロの場合、第2子以降の出生状況が10%と、絶望的ですが、同じく休日の男性の家事・育児時間が2〜4時間になると59.4%まで上昇し、そして6時間を超えるとなんと87.1%までになるようです。

この「休日」というのがポイントのようですね。

よく、日本では仕事時間が長い事が男性の家事/育児の参加度合いに影響を及ぼすと言われています。

しかし、平日に仕事が残業で忙しくても、仕事の無い休日に何をして過ごすかが、第2子が生まれるかどうかが影響するようです。

Fam-Timeでは、もう少しこのデータについて深掘りしていきたいと思います。


意識改革は男性だけでなく、世代間も必要

ちなみに全国会議では後半はワールドカフェ形式で様々なテーマでディスカッションが繰り広げられました。

その中でも男性の意識改革のテーマもありました。

しかし、意識改革は男性だけでなく、世代間の意識改革も必要という意見がありました。

これは、夫が家事をするようになっても、その親世代がその状況を見た時、妻の両親が妻を責めてしまいようです。

「旦那に家事をさせるなんて…」

なかなか意識改革は当事者だけの問題では無いようですね…

この辺りについてもFam-Timeでは突っ込んで行く予定です。

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