デジタルへの準備、できてますか?

 AI、IoTなどのデジタル技術について注目が集まる近年、これらのデジタル技術は、IT企業だけが注目すべきトピックではなくなりました。技術がより高度で複雑になる一方で、よりエンドユーザとの距離が近くなっています。つまり、「デジタル技術」から距離を置くことは、ユーザとの距離を置くこととなり、デジタル技術を知らない事は、世の中を知らないことと同義となりつつあります。

注目される「デジタルトランスフォーメーション」

そんな時代の変化から、「デジタルトランスフォーメーション」という言葉が注目を集めつつあります。しかし、この「デジタルトランスフォーメーション(DX)」についても理解できていない人が多いようです。

「デジタライゼーション」と「デジタルトランスフォーメーション」の大きな違い

IT Leadersで田口氏が述べているように「デジタルトランスフォーメーション」について、まだまだ誤解をしている人が多いようです。単純なデジタル技術の活用は、「デジタライゼーション」に留まる一方で、「デジタルトランスフォーメーション」は技術の話ではなく、人や企業文化をアジャイルにすると言うことであり、より長く、全社的な変革を意味します。
  つまり、デジタル技術を活用した顧客へ提供するユーザ体験などのデジタライゼーションだけでなく、社内の勤務形態やお客様との付き合い方などの、「働き方」までも対象としたデジタル革新がデジタルトランスフォーメーションなのです。

DX時代のパートナー選び

 来るべきデジタルトランスフォーメーションで重要な事は、自らがデジタルを使いこなす事と、その変革を支えてくれるパートナー選びです。もし、パートナー選びに失敗してしまうと、パートナーと共倒れしてしまう可能性が非常に高いでしょう。
 逆に言うと、最適なパートナーと連携できれば、これまでIT活用において遅れていた企業でも、デジタルトランスフォーメーションで逆転し、他社との優位性を築くことも可能です。

パートナー選び重要な3つの要素

 このパートナー選びでキーとなるが「デジタル技術」、「デジタル人材」、そして「企業文化」の3つの要素です。それぞれの要素の失敗パターンも交えながら、3つの要所を紹介します。

「デジタル技術」

失敗パターン:先に技術(技術ありきのパートナー)を選んでしまう。

 混同しがちなのが、手段の目的化です。最近、デジタルトランスフォーメーションの提案となると、技術の紹介ばかりされることはないでしょうか?これはあくまでデジタライゼーション提案であり、デジタルトランスフォーメーションの提案とは言えません。特に、アジャイルな企業文化にとって、技術はあくまで手段であり、目的ではありません。
 「デジタル技術」は重要な要素ではありますが、パートナーに求められるのは、デジタル技術を客観的に評価でき、さらに使いこなせることが重要になります。その為には、技術ありきのパートナーは避けた方が良いでしょう。

「デジタル人材」

失敗パターン:実践経験のないコンサルタントを選んでしまう

 デジタルトランスフォーメーションで重要となるのが、デジタル人材です。しかし、混同してしまうのが、コンサルタントの存在です。デジタル技術について分かりやすく解説してくれるコンサルタントは非常に心強い存在です。しかし、残念ながら、コンサルタントは技術について紹介はしてくれますが、使いこなす事はできません。
 デジタルトランスフォーメーションでは、デジタル技術を知るだけではなく、使いこなすことが重要となります。その場合、パートナーとして必要なのは、デジタル技術について活用した実績や経験から得られるアドバイスです。

「企業文化」

失敗パターン:紙文化のアナログ大企業をパートナーに選んでしまう

 そして、最も難しいのが、アジャイルな企業文化です。デジタルトランスフォーメーションでは、デジタル技術を使いこなし、日々変化する動向に応じた決断が求められます。しかし、意思決定の遅いパートナーを選んでしまうと、開始だけでなく、開始後の軌道修正でも時間がかかってしまいます。当初は分からなかった事が発見される事が日常茶飯事のデジタル技術の実証実験では、意思決定も遅さは致命傷です。意思決定が早く、日々新たな技術やワークスタイルについて評論するだけでなく、積極的に実践した上で、採用の有無を決断しているような習慣を身につけたパートナーが必要でしょう。

Fam-TimeのDX経験値

デジタル技術実践経験

IoTの期待を高めたROI達成実証の経験

 国内で複数のROI達成を経験した、業界を代表するIndustrialIoTの成功事例を企画、推進してきました。プロジェクトについて知る人は多い一方で、実データを限られた情報から、データ活用の切り口を生み出した独自視点などは、当事者にしか知り得ません。

デジタル人材集団

デジタル人材とのプロジェクト推進と育成経験

 イノベーション人材の育成や自らがイノベーション人材としてAIスペシャリストやフルスタックSEとのチームでプロジェクトを推進してきました。もちろん、こういった特殊なデジタル人材とのプロジェクト推進だけでなく、旧来の大規模プロジェクト推進も経験しているからこそ、両プロジェクト推進の違いを知った上での推進ができます。

アジャイルな企業文化

自らがスタートアップとしてDXに挑戦中

 自らが料理のデジタルイノベーションに挑戦しているスタートアップ。当事者としてのデジタル人材とのチーム編成や、サービス、デジタル技術選定は非常にシビアに進めてきました。ソリューション提供者視点ではない、利用者視点でのアドバイスが可能です。


Fam-Time技術顧問サービス

 Fam-Timeは、前職の大手SIerとしての新規ビジネス創造経験を有すると共に、自らがスタートアップとしてデジタル技術を採用しているからこそ、ご支援できる事があります。
 技術的な知識は勿論、各クラウドサービスやデジタル技術を自らが使ってみたからこそ提供できるアドバイスがあります。

具体的なサポートイメージ

 まず、御社のビジネス課題に対して、独自ネットワークから得た最新デジタル技術について情報提供をします。その後は、定期的な打ち合わせと最新技術動向レポートをご提供させて頂きます。我々は、弊社の具体的な詳細事例とともに、実践を通して得た独自ノウハウを交えて、分かりやすくお伝えします。更に、御社のビジネス状況に合わせたアイデアについて、10年以上、20件以上の特許を創出してきた連続発明家からご提供させて頂きます。

もちろん、お困りになった時や、相談したいときにスポット的にご対応させて頂く事も可能です。

Digital Readiness」サービス概要

  • 価格:10万円〜/月
  • サービス提供方法:対面もしくはオンライン
  • 定期打ち合わせ:月次〜週次
  • 定期独自レポート:月次で最新デジタル技術のレポートを独自の視点やノウハウを交えてご提供します。
  • スポット相談:随時気になった事があればお電話、メールなどで相談に乗らせて頂きます。

ご契約までのプロセス

TOP