昨日、リリースさせて頂いた、FamCookは音声認識によって、画面を触らなくても音声コマンドで操作できるようにしています。
この、音声認識で気になるのがプライバシーではないでしょうか?
ユーザーの皆様に、FamCookを安心して使っていただく為に、今回はFamCookがどのようなデータを収集し、活用しているかをご紹介させて頂きます。
まず、FamCookでは二種類のユーザデータを活用する予定です。
- ユーザの調理実績データ
- ユーザの音声認識結果ログ
ユーザの調理実績データ
ユーザの調理実績データは、料理教室アプリのFamCookにとって、最も重要なデータです。このデータは、「つくれこ」で確認する事が出来ます。
このデータはユーザがどのレシピを料理したかだけでなく、どれくらい時間がかかったかを知る事が出来ます。
FamCookは料理教室アプリですので、ユーザがどこに時間がかかっているかを知る事で、より最適なアドバイスを提供する為に、このようなデータを集め、活用させて頂いていいます。
音声認識結果ログ
「音声認識結果ログ」は、ユーザが発した言葉が、音声認識ソフトがどのように認識したかのログになります。こちらのデータも、ユーザが自分で確認する事が出来ます。このデータは、我々の音声コマンドの精度向上のために活用しています。
その為、音声認識結果ログは以下のように特定の条件でのみデータを収集しています。
ナビ実行時のみ音声認識を起動
アプリ起動中で、レシピ選択中などでは音声認識は稼働していません。
テキストの長さで制約
iPhoneでは音声認識自体に短い単語しか認識しない設定にし、Androidでは認識結果の10文字以内のデータのみ収集するように設定しています。(10文字以上のテキストは、端末に記録されますが、FamCookのクラウドには収集されません。)
収集後の処理と活用例
FamCookで収集した音声認識結果ログは、個人を特定せずに集計し、音声コマンドを実行しようとしているが、上手く認識されなかったものを新たな候補として学習するようにしています。
例えば、「おしまい」と発声したが、「姉妹(しまい)」と認識されたケースが多い場合、新たに「姉妹」をEndコマンドとして認識するようになります。
音声認識結果ログの確認方法
なお、音声認識結果ログは、FamCookの「アカウント・設定」タブから、「音声認識結果ログ」を選択する事で過去72時間の音声認識結果を参照する事が出来ます。
また、音声ナビ実行中にもリアルタイムでどのように認識したかを表示しています。自分の声がどのように認識されるのか、ぜひお試しください。
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