珍しく、技術系のお話です。(一応、技術系の会社です。)
先日、トイレカレンダーアプリのβ版をリリースしました。
(2018/5/28 追記 トイレカレンダーは正式リリースしました。)
その際、Androidは通常と同じGooglePlayからインストールできるのですが、iPhoneはAppStoreからはインストールできず、β版専用のアプリ経由でインストールする必要があります。
通常の手順 (AppStoreからのインストール)より複雑なことと、いくつか説明文が英語のため、一般の方には少々ハードルが高いです。
今回は、ユーザ側の手順について具体的な操作手順をご紹介させていただきます。
(開発者側の手順等は他のサイトをご参照ください。)
大まかな手順
まずは大まかなステップをご紹介します。
- テストユーザの申請
- 案内メールの着信
- TestFlightアプリのインストール
- TestFlightへのコード入力
- TestFlightからのβ版アプリのインストール
特に後半の流れは少し複雑な為、苦労します。
詳細手順
1.テストユーザの申請
まず、アプリ開発者へβ版アプリを使いたい事と、メールアドレスを伝えます。
我々Fam-Timeでは、一番下のように申し込みフォームからの登録をお願いしています。
これらの申し込み内容を見て、開発者は開発環境にテストユーザのメールアドレスなどを設定する事で、開発環境からテストユーザへ案内メールが発信されます。
2.案内メールの着信
案内メールは、TestFlightから来ます。
まず、タイトルが「Takehiko Nishimura has invited you to test “トイレカレンダー”」と表示されています。
これは、「Takehiko Nishimura」が、「トイレカレンダー」のテストにあなたを招待しました。という意味です。
「Fam-Time」はまだ法人化していない為、個人の「Takehiko Nishimura」からの招待となります。
このメールで「View in TestFlight」をクリックすると、ウェブブラウザが立ち上がり、下記のような画面に遷移します。
ここでは、英語で以下の3ステップを実施しましょうと書かれています。
- TestFlightアプリをApp Storeから入手しましょう。
- TestFlightアプリを起動し、「Redeem」を選びましょう。
- 「XXXXXXXX」と入力し、テストを始めましょう。
この、最後の「XXXXXXXX」の部分のコードはアプリによって変わるため、後で必要になりますが、忘れてしまっても回避策もあります。
ここではまず、1.のTestFlightアプリのインストールを始めましょう。
3.TestFlightアプリのインストール
先ほどのブラウザ画面で、「TestFlight from App Store」の部分をタップすると、App Storeが立ち上がります。
下のように、App Storeが立ち上がり、「TestFlight」のインストール画面が立ち上がります。
このアプリが「Apple」社のものである事を確認し、「入手」ボタンをタップし、TestFlightアプリをインストールします。
4.TestFlightへのコード入力
TestFlightを起動すると、まだ何もアプリが使える状況ではないので、右上の「Redeem」ボタンをタップします。
すると、下記のような画面が立ち上がり、コードの入力を求められます。
この時、先ほどのステップ3で立ち上げたブラウザ画面を見れるなら、そちらを参照し、コードを入力して下さい。
先ほどのコードを忘れてしまった場合
もし、このブラウザ画面が分からない場合でも、焦らず、ステップ2のテスト依頼メールを開いて下さい。
ここで再度、「View in TestFlight」をクリックすると、「Redeem」のコードを入力したのと同じ状況になります。
5.TestFlightからのβ版アプリのインストール
TestFlightアプリ上にテストしてほしいβ版アプリの「トイレカレンダー」が表示されるようになりますので、「INSTALL」をタップすると、インストールが開始されます。
なお、「INSTALL」の左側のアイコンやアプリ名をタップすると、下記のような画面が立ち上がり、テストの依頼内容、アプリの説明、開発元のサイトなどが参照できます。
こちらの「INSTALL」をタップしてインストールすることも可能です。
以上がiPhoneのβ版アプリのインストール手順でした。
分かりにくかったり、実際と異なる部分があれば、ご指摘下さい。
もし、iPhoneユーザでβ版のアプリをテストしていただける方は、下記申し込みフォームより必要事項を入力し、お申し込み下さい。
(2018/5/28 追記 トイレカレンダーは正式リリースしました。)
2件のコメント
akimiyamoto · 2018年2月5日 10:26 AM
一般向けにベータテストをしたい場合、プロモーションコードを利用する方が便利です。Appleの簡単な審査は必要ですが、大抵通過します。
TestFlightは上記の通り、一般の導入障壁が大きい上、正規版へのアップグレードをコントロール出来ないので、本番環境内部テストに使うのがよいです。
管理者 · 2018年2月5日 3:36 PM
akimiyamotoさん
コメントありがとうございます!
なるほど、一般向けのβテストはプロモーションコード利用の方がいいのですね!
早速チームで検討させていただきます!
アドバイス、ありがとうございまいた!